関節痛

関節痛

関節痛はこんな症状

朝、起きたときに手首や足首に軽いしびれやこわばりを感じたり、痛くて指が曲げにくかったり。

そんな痛みを、とくに指や手首、かかとなどの小さな関節で感じるようになります。

動かしていると気にならなくなるので、他の症状ほど生活に支障を来しにくいのですが、立派な更年期症状のひとつ。

女性ホルモンが減ってきたことで、関節を支える筋肉や軟骨が弱ってきたことが原因です。

しびれも、血流が悪くなって神経が刺激されることで起こります。

こんな症状に気をつけて

最初はしびれるようなピキピキとした痛みですが、症状が進むとはっきりとした痛みを感じるように。

手を動かしにくくなり、物を持つときに力が入らない、かかとが痛くて歩けないといった症状があらわれるようになります。

やがて、股関節やひざ、腰など大きな関節にも痛みを感じる人も。

心配なのは、リウマチなどの膠原病、痛風など、関節が痛む病気の場合。

痛みが強いときは、婦人科か更年期外来、整形外科を受診しましょう。

更年期の対策 Review

肩こり、冷え性が良くなってきました。

静岡県浜松市 匿名希望 57歳

こんにちは。 を娘にすすめられて、3ケ月がたちました。

おかげさまで、肩こり、冷え性が良くなってきました。 肌もカサカサがなくなってきたようです。

このところ風邪も引かなくなりました。 のお陰と感謝しています。

関節痛のセルフケア

サポーターなどで関節を温める

血行を促すには、温めることも大切。手首のしびれなら、家の中で指が出るタイプの手袋やアームウォーマーを使っても。

同様に、関節を温めながら、動きを助けてくれるサポーターも便利。

ただし、がっちりガードするタイプは、関節の筋力が弱くなってしまうので、柔らかいタイプを選びましょう。

マッサージで血行改善

マッサージをすると血行がよくなり、痛み物質が早く押し流されます。

また、代謝が高まるので、筋肉やコラーゲンの細胞が元気を取り戻しやすくなります。

心臓に血液を戻すようなつもりで手足から体の中心へ、くるくると円を描きながらマッサージしましょう。

アロマオイルを使うと、より効果がアップします。

痛くても適度に動かして関節まわりを鍛えて

多少の痛みなら、適度に動かしたほうがだんだん治ってきます。

また、関節まわりの血行がよくなり、筋肉も鍛えられるので、痛みの予防になります。

鍼やお灸にトライするとラクになることが

ツボには、ピンポイントに深く刺激しないと効果がない場所もあります。 そんなツボもしっかり刺激してくれるのが鍼とお灸です。 とくに鍼は強い痛みをやわらげるのに向いています。

コラーゲンやヒアルロン酸で関節をサポート

関節まわりの筋肉や軟骨の材料になるのはコラーゲンやヒアルロン酸。

これらの成分を多<含む食材を意識して食べると、痛みをやわらげる手助けに。

どちらも手羽先や豚足などに多く、とくにコラーゲンは、ふかひれやゼラチンにたっぷり含まれています。