更年期のイライラ

更年期イライラ

更年期のイライラはこんな症状

以前なら気にならなかったささいなトラブルでひどく落ち込んだり、イライラしたり、怒りっぽくなったり。

かと思えば、急に悲しくなって泣きだしたり、感情がコントロールできなくなるのも更年期症状のひとつ。

女性ホルモンのエストロゲンには行動や感情を明るくさせる作用があるのですが、更年期で分泌が減ると、その力が弱まってしまうのです。

こんな症状に気をつけて

心身は一体。心が不調になると体にも悪影響が及び、肩こりゃのぼせ、不眠など、他の症状も悪化しやすくなります。

また、放っておくと、本格的なうつ病につながる心配も。

セルフケアでなかなか気持ちが晴れないときは、婦人科や更年期外来、精神科を受診しましょう。

女性ホルモンの補充療法や漢方薬、抗うつ剤など、対処する方法が増えます。

更年期の対策 Review

ちょうど症状と効果がぴったり合えばも悪くないなあと思います。

神奈川県横浜市 匿名希望 53歳

更年期になったのを自覚してからいろいろ試しましたが効果がなく 婦人科にかかって ホルモン治療をしてきました。

おかげで ほてりも不眠もなんとなく落ち着いていたのですが もう3年目ということで 自分ではそろそろやめ時だと考えて今年の4月に治療をやめました。

2ヶ月してから やはりほてりがぶり返して寝汗で眠れません。 「まだまだ終わってないのか」ちょっと哀しい。

また 婦人科で治療を再開するのも考えてはみたのですが、こちらのを試してみることにしました。

食後に1粒づつ飲み続けるとだんだん体はリラックスモードになって夜中に目がさめることなく、しっかり眠れました。

それと寝汗が出なかった。不思議でした。 ちょうど症状と効果がぴったり合えばも悪くないなあと思います。 あとは自分の体と相談しながら更年期を乗り切って行こうと思ってます。

落ち込みのセルフケア

アロマやハープで気持ちを持ち上げる

香りは、脳の感情をつかさどる部分に近い場所を刺激するので、好きな香りをかぐと、気分が変わってきます。

ローズやゼラニウム、オレンジなど、元気が出る香りを部屋で香らせたり、バスオイルに使ってみましょう。

泣ける本や映画に思いっきりはまる

落ち込んでぐずぐずしているときは、体の中に不要なエネルギーがたまっています。

泣ける本や映画を見て、たまった感情を吐き出してしまいましょう。

思いっきり泣くとすっきりして、元気が出てきます。

おなかを温めて安心感を取り戻そう

落ち込んでいるときは、不安もいっしょに感じているもの。

体を温めて、安心感を取り戻しましょう。

腹巻きなどでおなかまわりを温めるのはもちろん、根菜がたっぷり入ったスープなどで内側からも温めると、気持ちがラクになってきます。

タバコはやめる

タバコを吸うと血管が収縮し、血行が悪くなります。

1本で卵巣の血流が3分間止まるといわれるほど。

血行が悪くなると、女性ホルモンの分泌がますます低下し、自律神経がアンバランスになり、更年期症状がさらに悪化します。

なるべく早く禁煙を。

スパイシーな食べ物で元気を出す

落ち込んでいるときは、心や体のエネルギーが滞った状態に。 香りのよい食材やスパイス類は、ピリッと体を刺激して、心や体のエネルギーの流れをスムーズにしてくれます。

スパイスたっぷりのカレーなら、発汗作用で血のめぐりがよくなるので、ダブル効果の期待が大。

ストレスのセルフケア

友達に話して共感してもらう

イライラの陰には「だれにもわかってもらえない」という孤独感があります。

かたくなに周囲を拒否するより、信頼できる友達に打ち明けるのが解決の早道。

共感してもらうと、安心して気持ちがラクになるからです。

外に出かけて気分転換を

場所が変わると、ふと我に返り。 「どうしてあんなにイライラしていたんだろう」と冷静になるもの。

新鮮な空気を吸いに外を散歩してみましょう。

血がめぐって、体が温まることもイライラを静めるのに役立ちます。

笑顔をつくってみよう

イライラしているときは、顔がこわばって厳しい表情になっています。

鏡に向かって、笑顔をつくってみましょう。

緊張がほぐれて肩の力が抜け、楽しい気分を思い出しやすくなります。

手をマッサージして温める

温かくなると、自然と体はリラックスします。

とくに、冷えやすい手をマッサージして血行を促すと、気持ちが落ち着いてくるはず。

両方の手のひらをこすり合わせたり、指をさすったり、合谷のツボを押してみましょう。

ストレス解消にに

現代はストレス社会です。そこでストレスを上手に解消し、負けない体づくりが大切です。

ストレスはホルモンのバランスを崩す原因となるので、体内のホルモンバランスを正常に戻しス トレスに耐える強い体をつくることが必要です。

ビタミンやミネラルはとくに神経やストレス、 免疫力に関する栄養素です。

にはビタミンB郡やビタミンC、ビタミンE、カルシウムが豊 富に含まれているので、緊張緩和、ストレス撃退という効果をもたらしてくれます。